先日あるある大事典Ⅱで肌に関することが取り上げられていたので、 肌について東洋医学の観点から述べていきたいと思います。
昔から健康的でつやがあって若々しく、美しい肌のことを 「瑞々(みずみず)しい肌」と表現してきました。
瑞々しい肌とは、乾燥してカサカサした肌とは反対に、 適度に水分を含んでシットリして、触れると気持ちのよい肌の ことを言います。 ベトベトしてあまり気持ちのよくない肌は、水分を含みすぎている 肌で、水分の取り方に工夫が必要です。 一日の水分の量・飲み方が非常に重要になってきます。
西式健康法の創始者、西勝造先生は以下のように指導され、 成果をあげておられました。
清水引用法の効能・方法(『西医学健康原理実践宝典』西勝造著) 「水の効用は血液の循環、リンパ液の活動、体温の調節、 生理的ブドウ糖の発生、細胞の新陳代謝、毛細管作用の促進、 内臓の洗滌、中毒の解消、便秘の予防、グアニヂン発生防止、 下痢の治療、嘔吐の治療、カルシウムの供給、体臭の消散、 皮膚光沢の改善、酒毒の予防、潰瘍の防止、癇癪の治療、 発汗の処置などなど、その効能は無限である。」
「一般には、朝起きて洗面の時にコップ1、2杯、それから午前中に 概ね1分1g主義、すなわち30分おきに30gずつ飲み、昼食時にまた コップ1,2杯、午後また30分おきに30g、夕食時にコップ1,2杯、 夕食後就寝まで30分おきに30gとするがよろしい。これを計算すると、 毎朝6時に起き、毎晩10時に寝るものとすると、約1200gの清水を 飲むことになる。」
以上、清水の効能と1日に飲む量と飲み方について述べましたが、 ここで更に重要なことは、一人一人体の状態が異なりますので、 東洋医学の診察(特に腎臓、膀胱に関して)・指導を受けた上で 飲用されることをお薦め致します。
吉祥寺 アキュモ鍼灸治療院 TEL:0422-71-1524
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