不妊症と鍼灸(1)
不妊症とは、「妊娠可能年齢の女子が、正常の性交を反復しても 妊娠しえないもの、すなわち受精および受精卵の着床が不可能な ものを言います。 不妊の期間に関しては一定したものはないが、結婚後3年あるいは 4年を経ってなお妊娠しないときに不妊症とみなす」(以上、医学辞典 より)と定義されています。
不妊症の方は一般的に次のような症状を有している例が多くあります。 ①寒がりで冷え性 ②喉が弱く、風邪を引くときは喉から ③下肢にむくみがある ④汗をかきやすい ⑤ふくらはぎが張っていてだるい ⑥首・肩がこる ⑦疲れやすい ⑧生理痛、生理不順を抱えている
今年の初めに、「妊娠したい」と来院された28才の主婦の方は、 色々な検査の結果、生殖機能には特に問題がなかったのに妊娠 できないと大変悩んでおられました。 しかし診察してみると上記の症状をいくつか抱えていらっしゃいました。 つまり健康とは言いがたい体調だったため、身体全体の調子を整えて 体力を向上させるという方針で治療を進めていくことになりました。 この方は週2回きちんと根気よく来院され、その結果3ヶ月ほどで見事 妊娠することができました。
吉祥寺 アキュモ鍼灸治療院 TEL:0422-71-1524(ご予約は9:30より受付開始)
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