過敏性腸症候群(IBS)と鍼灸治療
近ごろ過敏性腸症候群(IBS)と診断された患者さんの来院が 増えてきています。
例えば、27才の男性会社員は3年ほど前から下痢、腹痛、 気持ちの悪さが続き、メンタルクリニック等で内視鏡で胃腸の 検査を受けたが特に異常は見当たらなく、服薬を続けている が一向に良くならず、その結果過敏性腸症候群(IBS)と診断 されたとのことでした。 会議や電車に乗車中などトイレにいけない状態が続くと不安に なるので、急行列車には特に乗れないとおっしゃっていました。
この患者さんの過敏性腸症候群(IBS)の場合、精神的な 疲れがツボに顕著に現われており、腹部には主に胃・大腸 腎のツボに異常が現われていました。 これらの異常を取り除く治療をすると同時に問診でわかったこと ですが、冷水を毎食(3食)時にグラス4~5杯、日中もたびたび 飲んでいるようでした。 これを改める必要があるので、量をグラス一杯にしかも常温で 飲むように指導しました。
たいていの場合、これだけでも改善が見られるものであります。 加えて日常生活における問題点をいくつか改善してもらうよう 指導しました。
現在、2回の治療が経過しこの時点でかなりの手ごたえがあった ので、3ヶ月ほど通院し治療を続ければこの過敏性腸症候群 (IBS)の例はほぼ回復すると思われます。
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